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投資用不動産 ワンルームマンション

区分所有の投資用不動産3つ目はワンルームマンションです。

ワンルームマンションとは、1つの居室(ワンルーム)にトイレやバス、キッチンなどの設備がコンパクトに配置されているタイプのマンションです。

都心部を中心に物件数が非常に多く、低価格で手軽に始められる点で人気も高いです。

しかしその分競争が激しく、収益性についてのリスクも高い点から、避けたほうがよいという意見もあります。

  • 空室リスクが高い
  • 長期的な賃料低下リスクが高い
  • 家賃収入が減った場合収支への影響が大きい
  • 利回りが低くキャッシュフローが出にくくなる場合もある

といったリスクを踏まえた上で検討したほうがよい物件になります。

初期費用が抑えやすく、始めやすい投資スタイル

ワンルームマンション投資は、区分所有(くぶんしょゆう)という形で1室ごとに購入できるため、初期投資額が比較的少なく済む点が大きな特徴です。

特に新築にこだわらなければ、1,000万円台から購入できる中古物件もあり、ローンを活用すれば手元資金を抑えて始めることも可能です。

一棟ものと比べて規模が小さい分、管理や運用の負担が軽く、サラリーマンや副業として投資を始めたい人にも向いています。実際に、都心部を中心に初心者からの人気が高い投資対象です。

単身世帯の多い都市部で需要が安定

ワンルームマンションの需要は、エリア選びに左右されますが、東京都心や大阪、福岡など、単身世帯が集中する都市圏では安定した賃貸需要が見込まれます。とくに駅から徒歩10分圏内の物件や、大学・オフィス街の近くなどは人気が高く、空室リスクを抑えやすい傾向にあります。

国立社会保障・人口問題研究所の推計によれば、今後も単身世帯は増加傾向にあり、ワンルームタイプの物件需要は中長期的に見ても底堅いと考えられます。こうした背景から、場所を見極めれば安定した賃貸経営が期待できます。

築年数によるコストと利回りのバランスに注意

利回りが高い中古ワンルーム物件は魅力的に見えますが、築年数が古いと修繕コストがかさんだり、入居者が付きにくくなるリスクがあります。また、1981年以前に建築された「旧耐震基準」の物件は、地震に弱い可能性もあるため、避けたほうが無難です。

新築は設備が整っており入居が決まりやすい一方で、価格が高いため利回りが低めになります。中古は価格が抑えられて利回りが高い一方、将来の修繕費などを見越した計画が必要です。自分の資金力と投資目的に合った築年数・エリアを選ぶことが、成功への近道です。

管理の質が収益を左右する

ワンルームマンションは1室だけの運用とはいえ、管理の質が収益に大きく影響します。入居者対応や建物全体のメンテナンスは管理会社が担うことが多いため、信頼できる会社を選ぶことが大切です。

管理が行き届いていないと、建物の印象が悪くなり、空室期間が長引く原因にもなりかねません。購入前には管理組合の運営状況や修繕積立金の残高、建物の管理体制についてもしっかり確認しておくことをおすすめします。

ワンルームマンション特有のリスク

ワンルームマンション投資ならではのリスクも把握しておきましょう。一番のリスクは「空室リスク」です。1室しか持っていない場合、入居者がいない期間は家賃収入がゼロになってしまいます。そのため、立地の良さと物件の魅力が収益の安定性を左右します。

また、都心のワンルームマンションは新築物件が次々と供給されるため、競争が激しいエリアもあります。供給過多のエリアでは、築年数が経つごとに家賃が下落する可能性もあるため、家賃設定や長期的な修繕計画を見据えた運用が欠かせません。

さらに、税制改正や金融機関の融資姿勢の変化によって、投資環境が変わる可能性もあります。最新の情報をこまめにチェックしながら、柔軟に対応できる体制を整えておくことが大切になります。

reona: