不動産投資の際に重要になるのが、どのくらいの収益が見込めるのかというリターンの部分と失敗してしまった場合のリスクの2点になるかと思います。
ここでいうリスクというのは、「危険性」という意味ではなくて、利益の「不確実性」という意味で使われています。これは期待以下の投資利回りしか得られなかった場合についてだけでなく、期待以上の成果を上げた場合も利回りが不確実とみなされて、“リスクがある”と評価されることもあります。
不動産の場合はこのリスクによって、リスクの少ない国債への投資よりも期待されるリターン(収益)が大きくなると言われており、一般的にはミドルリスク・ミドルリターンの商品という扱いがなされています。
不動産の場合一般的な投資リスクに加え不動産固有の不確実性要素もあるので、その点も十分踏まえておくことが重要になるかと思います。
<例>
- 開発リスク(用地取得、行政許認可、建築)
- 管理運営リスク
- 収益性リスク
- 出口(売却)リスク
- ファイナンスリスク
など