価格の値下がり
土地の価格や建物の値下がりは誰もが想定できるリスクです。土地については立地やタイミングが肝心です。エリアの人口が将来どうなるかも大きな判断材料です。建物についても減価償却分の値下がりは見込んだ上で、さまざまなシミュレーションをしておくことが必要になります。
賃料の値下がり
賃貸物件は増え続ける傾向にあり、値下がりは起こり続ける現象です。競合と比べた付加価値、入居者にアピールできる強みの有無が重要になります。
空室
急に発生するリスクが空室です。賃貸契約は通常2年ですが、途中解約もできるため、入居者に何からの事情が発生した場合には当然起こりうることです。空室が出た後に新しい入居者をいかに早く見つけるかが大事なります。
災害
近年高まっているのが災害のリスクです。大地震や異常気象による台風などは避けられないので建物の構造のチェックなどの対策が損失を左右します。建物の倒壊などが起きた時に、維持管理の不備があったとして入居者に訴えられたという例もあります。
不良入居者
家賃の滞納や器物損壊などを繰り返す人がいた場合、余計なコストを生じさせるリスクとなります。事故物件として扱われるような事態も可能性はゼロではないので、入居時の審査は非常に重要になります。