不動産投資のリスクの指標の1つに「標準偏差」というものが用いられています。
これは、不動産の過去の収入や利益の実績、さらに今後の見通しを一覧にして、年間のリターンの平均値から毎年のリターンのバラツキを算出して、それをリスクの大きさとして見るという方法です。
このバラつきが大きいほど、リスクが大きいと判断されます(振れ幅の大きさをボラティリティ/Volatilityと呼びます)。
算出された標準偏差はあくまでリスク指標の一つですし、絶対視できるものでもありませんが、平均値を中心としてデータがばらつきのある場合には非常に有効な指標となります。